渋谷区は、整備工事後も一時避難場所である美竹公園の夜間施錠しています。また、区庁舎地盤下駐車場も、植栽工事がおわってもなおフェンスで封鎖したままです。
このような渋谷区に対して抗議をします。
10月18日(水)12時30分 渋谷区庁舎前時計塔集合
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渋谷区役所前で簡単な情宣活動を25名ほどで行い、公園課と経理課に区長宛ての抗議・要望書を手渡しにいきました。
公園課は、課長不在のため小林係長の対応でした。一時集合場所の美竹公園をなぜ夜間閉鎖するのか、との疑問に小林係長は「鍵は近隣の住民にも預けてある」との回答。それでは、災害時に確実性がないではないか、という当然の意見の対しては、明確な回答は出てきませんでした。そもそも、なぜ夜間公園を閉めるのか、という質問に対しては、「夜間は人がいないから」という奇妙な回答でした。夜も公園の利用者はいるのを知らないのでしょうか。また、来年フェンスをつくる工事をする予定のあること、交番が美竹公園に出来ること(時期は不詳)、美竹公園・神宮通り公園の施錠開錠は〈みやしたこうえん〉の管理受託しているFIDOが行っていること、などが明らかになりました。
経理課伴課長は在席にも拘わらず、自動ドアを手動に切り替え警備員を配置して出てこようとせず、相変わらず話し合いを拒否しました。代理で出てきた北澤管財課係長が抗議・要望書を受け取りましたが、きちんと課長に渡すかどうかも明言しませんでした。また、この場での回答は何もできない、という姿勢でした。
以下 抗議・要望 文
このような渋谷区に対して抗議をします。
10月18日(水)12時30分 渋谷区庁舎前時計塔集合
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渋谷区経理課管財係長 |
渋谷区役所前で簡単な情宣活動を25名ほどで行い、公園課と経理課に区長宛ての抗議・要望書を手渡しにいきました。
公園課は、課長不在のため小林係長の対応でした。一時集合場所の美竹公園をなぜ夜間閉鎖するのか、との疑問に小林係長は「鍵は近隣の住民にも預けてある」との回答。それでは、災害時に確実性がないではないか、という当然の意見の対しては、明確な回答は出てきませんでした。そもそも、なぜ夜間公園を閉めるのか、という質問に対しては、「夜間は人がいないから」という奇妙な回答でした。夜も公園の利用者はいるのを知らないのでしょうか。また、来年フェンスをつくる工事をする予定のあること、交番が美竹公園に出来ること(時期は不詳)、美竹公園・神宮通り公園の施錠開錠は〈みやしたこうえん〉の管理受託しているFIDOが行っていること、などが明らかになりました。
経理課伴課長は在席にも拘わらず、自動ドアを手動に切り替え警備員を配置して出てこようとせず、相変わらず話し合いを拒否しました。代理で出てきた北澤管財課係長が抗議・要望書を受け取りましたが、きちんと課長に渡すかどうかも明言しませんでした。また、この場での回答は何もできない、という姿勢でした。
以下 抗議・要望 文
渋谷区長 桑原敏武殿
抗議・要望
6月11日早朝に渋谷区によって行われた区役所総合庁舎地下駐車場の封鎖により、そこでの夜間の就寝を余儀なくされていた野宿者約30名余りが突然寝場所を失いました。また、6月11日の美竹公園封鎖及び7月30日の行政代執行により同公園にて仮小屋で生活していた野宿者約10名が居場所を失いました。そして、長年にわたり野宿者支援を行ってきた「渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合」、「聖公会野宿者支援活動・渋谷」も、共同炊事などの支援活動の場を失いました。
渋谷区は、一言の予告さえ行わず、突然、しかも野宿者の寝場所三ケ所を同時に封鎖することで逃れ場所までも封じて、人が生きていくために必要不可欠な「寝場所」と「食の場」を野宿者から奪いました。
また、説明と話し合いを求める当事者・支援者を一切無視し続け、回答を求め区役所を訪問したり情宣行動を行う当事者・支援者に警察を差し向けて排除しました。
今、封鎖の目的であった工事が終了したにも関わらず、災害時一時集合場所である美竹公園は夜間は閉鎖され、渋谷区総合庁舎地下駐車場は別の工事の資材置き場として本来の駐車場機能に戻されないまま依然閉鎖されており、野宿者は排除されたままです。
このことからも、今回の封鎖が区民の災害時一時集合場所や区制施行記念事業のためではなく、災害や区制施行80周年などと目的を偽った野宿者排除であったと言わざるを得ません。
これら渋谷区の一連の行為は、野宿者の人権を無視し、命を軽んじるもので、行政としてあるまじき行為であり到底許されるものではありません。
私たちは渋谷区に対して強く抗議するとともに、以下の通り要求します。
1.私たちは、排除された野宿当事者および支援者への謝罪を求めます。
2.美竹公園および渋谷区総合庁舎地下駐車場の封鎖の解除を求めます。
3.今回の同時排除は、渋谷区長以下上層部の判断によるものとしか考えられません。したがって、渋谷区長以下上層部との話し合いを求めます。
2012年10月14日
野宿者有志
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
聖公会野宿者支援活動・渋谷
連絡先:東京都渋谷区東1‐27‐8(202号)
080(3127)0639