昨年6月11日の同時排除(渋谷区立美竹公園・渋谷区総合庁舎地下駐車場)の人権救済の申し立てをします。また、記者会見も行います。
日本弁護士連合会人権救済申立及び記者会見・日程
■2013年3月21日(木)
■14時、人権救済申立(弁護士会館15F 日本弁護士連合会人権第一課)
■14時30分、記者会見(申立代理人弁護士ら出席 弁護士会館5F 503号)
弁護士会館 千代田区霞が関1‐1‐3 地下鉄「霞ヶ関」駅下車
●申立人(団体)
ホームレス総合相談ネットワーク
野宿者有志
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合
聖公会野宿者支援活動・渋谷
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各位
渋谷区による野宿者排除、炊き出し潰しにNO!
3.21日本弁護士連合会人権救済申立及び記者会見のご案内
昨年6月11日の早朝、渋谷区立美竹公園がフェンスで覆われ、渋谷区総合庁舎地下駐車場がロックアウトされました。予告なしの突然の封鎖でした。渋谷区は、この同時封鎖を「工事のため」などと説明しています。が、その狙いが野宿者排除、炊き出し潰しにこそあったのは明白です。
美竹公園には野宿者のテントが並び、地下駐車場でも夜、野宿者が身を休めていました。美竹公園では、渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合の「共同炊事」が、地下駐車場では、聖公会野宿者支援活動・渋谷の「給食活動」が実施されていました。
総合商業施設「渋谷ヒカリエ」がオープンするなど、今、渋谷駅周辺での都市再開発が注目されています。これを推進するために、野宿者を追い出すこと、野宿者が集まる炊き出しをさせないことが、今回の封鎖の目的だったとしか考えられません。
野宿者排除、炊き出し潰しの動きは、今後、渋谷駅周辺を越え加速するかもしれません。現在、東京都は2020年オリンピックの招致に本腰を入れており、渋谷区内の施設をその会場として考えています。先日の国際オリンピック委員会(IOC)による都内視察の際には、代々木公園沿いの都道などで、野宿者に対しテント、荷物の撤去が命じられました。
昨年11月以来、渋谷区内で野宿者のテント、荷物に放火される「事件」も相次いでいますが、これは、以上のような行政の姿勢と無関係ではないでしょう。
いずれにしろ、渋谷区を始め行政の暴走にストップをかけなければなりません。野宿者、貧困者のいのち、居住権、生存権の保障を!
日本弁護士連合会への人権救済申立は、その一環です。お忙しいところ恐縮ですが、取材にお越しくださるよう、よろしくお願い致します。
2013年3月11日
総合商業施設「渋谷ヒカリエ」がオープンするなど、今、
野宿者排除、炊き出し潰しの動きは、今後、
昨年11月以来、渋谷区内で野宿者のテント、荷物に放火される「
いずれにしろ、
日本弁護士連合会への人権救済申立は、その一環です。
2013年3月11日