ご注目・応援ありがとうございます。遅くなりましたが、渋谷区の野宿者排除、730美竹公園行政代執行についての抗議声明です。美竹公園、地下駐車場、公衆トイレ庇を追い出された野宿者も、多くの苦難の中で生き抜いています。また、611以降、のじれん、聖公会・渋谷は互いに支え合い、みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会も、取り組みに合流してきました。私たちは今後とも、排除と、それを進行させる都市再開発に反対していきます。また、このような状況の中で、居場所や力を奪われていく多くの人とつながっていく様々な取り組みをもちたいと思っています。まずは、8月25日の「都市再開発と排除に抗する8・25渋谷納涼集会」が、思いをともにする多くの人とつながりあう機会になるよう、みなさんのご参加をお待ちしています。
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<抗議声明>渋谷区による野宿者排除、7月30日美竹公園行政代執行を許さない
6月11日の早朝、渋谷区立美竹公園がフェンスで覆われ、同時に、渋谷区総合庁舎地下駐車場がロックアウトされました。予告なしの突然の封鎖でした。美竹公園には野宿者のテントが並び、地下駐車場でも夜、野宿者が身を休めていました。美竹公園では、渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)の共同炊事が、地下駐車場では、聖公会野宿者支援活動・渋谷(聖公会・渋谷)の給食活動が行なわれていました。
「美竹公園に、災害が起きたときの一時集合場所をつくる」「区政80周年をたたえる事業の一環として、総合庁舎での緑化工事を行なうに当たり、地下駐車場を機資材の置き場などに使う」渋谷区は、今回の封鎖の理由をこう説明しています。が、その狙いが別のところにあるのは明白です。
総合商業施設「渋谷ヒカリエ」がオープンするなど、今、渋谷駅周辺での都市再開発が社会的な注目の中で進んでいます。今後15年以上に及ぶ再開発を推し進めるために、野宿者を追い出すこと、野宿者が集まる炊き出しをさせないことが、今回の封鎖の目的です。
渋谷区が行うべきは、野宿者排除ではなく、居住権、生存権を、野宿者を始め万人に保障することです。また、野宿者、支援者と丁寧な話し合いの場をつくることです。この2カ月弱、私たちは渋谷区に、繰り返しこう訴えてきました。閉庁後も、総合庁舎・区長室フロアで区長の回答を待ち続けた日もありました。
しかし渋谷区が、私たちの声に耳を傾けることはありませんでした。渋谷区は7月30日、大量の警察官、警備員、職員を動員して美竹公園での行政代執行を強行しました。私たちが様々な立場から反対のアピールを行っている中で、野宿者のテントなどを強制撤去しました。行政代執行について裁判(宮下公園国賠訴訟)や国政レベルでの批判すらなされているにも関わらず、渋谷区は一向に反省せず人権を軽視した蛮行を続けています。地下駐車場のロックアウトを解く様子も、まるで見受けられません。
社会の中に貧困と格差が広がっていく一方で、都市再開発などによって「官民」一体となって大企業利益を優先し、ますます貧しい人が生きていく場所が奪われています。渋谷をこのような動きの「モデルケース」にさせないためにも、居住権・生存権を求め、都市再開発を撃つ取り組みを、今後もより多くの人と共に取り組んでいきたいと思います。
(2012年8月17日)
野宿者有志/渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合/聖公会野宿者支援活動・渋谷/みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
連絡先 東京都渋谷区東1‐27‐8(202号) 080(3127)0639
告知、お知らせ
【第一次賛同署名を〆切ました】合計1,141筆(個人賛同1,082、団体賛同59)をいただきました。ご協力ありがとうございました。 1,141 (1,082 individuals, 59 groups) have signed our petition. Thank you for all supports and solidarity messages. 2013年12月29日 渋谷区による宮下公園野宿者排除・越年つぶし 抗議声明への賛同署名は引き続き受付中!Please add your name to our statement of protest! 日本語 http://611shibuya.blogspot.jp/p/blog-page_16.html English http://611shibuya.blogspot.jp/p/please-add-your-name-to-our-statement.html ●賛同していただいた署名は、1月22日に渋谷区へ提出します。みなさまの賛同署名と共に、抗議声明を渋谷区に提出いたします。 1月22日(水)11:30に、渋谷区役所時計台に集合願います。報道関係のみなさま、渋谷区行政の暴走を止めるため、ぜひとも取材をお願いいたします。 |
2012年8月17日金曜日
2012年7月16日月曜日
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会が、声明を発表!
みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会が、611渋谷同時野宿者排除、について再開発や宮下公園での出来事を関連させながら、抗議の声明を発表しました。
「611渋谷区野宿者同時排除を絶対許さない!」
「611渋谷区野宿者同時排除を絶対許さない!」
2012年7月13日金曜日
2012年6月27日水曜日
抗議声明に賛同を!!
6月11日の渋谷区による
3か所(美竹公園、区役所地下駐車場、区役所前公衆トイレ)
一斉野宿者排除に抗議の声を!
抗議声明への賛同をお願いします!
【転送・転載可、拡散希望】
「渋谷区による3か所同時一斉野宿者排除に対する抗議声明」への賛同をお願いします!
●すでに渋谷区は、美竹公園の野宿者のテントを撤去するために、行政代執行へ向けての手続きに入っています。行政代執行の対象には、「のじれん」の「炊事倉庫」なども含まれています。
炊き出しなどやらせない、いずれ区内から、野宿者をひとり残らず叩き出す――。渋谷区は、こんな腹づもりでいるようです。
●しかも渋谷区は、行政代執行へ向けての手続きをこっそり進めようと、6月20日、「告示」を区庁舎・掲示場につるしただけで、22日現在、美竹公園の野宿者、のじれんには何の通知もしていません。2年前、宮下公園で行政代執行が強行されたときと同様の、法的手続きを無視したやり方を踏襲、さらに悪質化しています。
●賛同していただいた署名は、7月11日、渋谷区に提出します。同時に、行政代執行を食い止めるための「弁明書」も提出する予定です。
7月11日抗議申し入れ行動にも是非ご参加下さい。昼12時、渋谷区庁舎前・時計塔集合です。
●賛同の締め切りは、7月7日とさせていただきます。ご了承ください。なお、この日7月7日、緊急渋谷デモも計画しています(午後5時、宮下公園・原宿側集合)。こちらへのご参加も、よろしくお願いします。
●渋谷区は、仲間の寝場所を、仲間によるめしづくりの場所を返せ!
2012年6月22日
野宿者有志
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
聖公会野宿者支援活動・渋谷
公式ブログ→ http://611shibuya.blogspot.jp/
------- 以下の項目をお送り下さい。どうぞよろしくお願いいたします。 ---------
★締め切りは7月7日です。
<団体賛同>
1:団体名
2:ご連絡先(メールアドレスなど)
3:団体名の公開の可・不可
4:賛同・応援メッセージ
5:メッセージの公表の可・不可
<個人賛同>
1:お名前
2:肩書など
3:ご連絡先(メールアドレスなど)
4:お名前の公表の可・不可
4:賛同・応援メッセージ
5:メッセージの公表の可・不可
<署名送り先>
ネット署名もできます→http://tinyurl.com/7edtcjx
メール:611shibuya@gmail.com
FAX:03-6730-9505
(注)頂いたご連絡先は、この件についての呼びかけの際に使用させていただく場合があります。厳重に管理し、その他の目的で使用することは一切ありません。
***抗議声明***
6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園が大量の区職員、警備員、制服 私服警察官の包囲の中、工事用フェンスで囲まれ閉鎖された。美竹公園には、昨年1 1月、東京都児童会館の耐震工事名目による完全封鎖で寝場所を奪われた野宿者を含めた10数軒の野宿者の小屋・テントがあり、文字通り寝込みを襲われる形で工事が 強行されたのである。看板によると名目は災害時の一時集合場所整備で期間は9月2 8日までとのことだが、そこで生活していた野宿者や毎週土曜日14年間にわたって 共同炊事(炊き出し)を行っていた「のじれん」に対して、事前の通告や話し合いは 全くなかった。現在、公園内の野宿者は設置されたゲートから警備員の許可(名前と顔写真!?で確認)による出入りは可能だが、渋谷区公園課は1週間をめどに出ていくように丁寧にお願いするという。しかし6月11日付の工事のお知らせのビラを1 5日に配りに来るという始末だ。今後、強制的、暴力的に排除しないという保障はどこにもない。
さらに、同日午前中に、毎晩約30名の野宿者が寝ている区役所地下駐車場においても工事名目で完全封鎖が強行された。ここも野宿者や毎週金曜日炊出しを行っていた 「聖公会野宿者支援活動・渋谷」に対して、事前の通告は一切なかった。あったのは美竹公園の野宿者同様「自立支援センター」や生活保護の勧誘のビラで工事や閉鎖については一言も書いてなかった。それどころか、庁舎管理を管轄する渋谷区経理課管 財係は4月末の問い合わせに対して、地上部分は夏に植栽整備工事を予定している が、地下の駐車場は工事や閉鎖の予定はないと明言していた。まさにだまし討ち的な追い出しによってその日の夜から寝場所を奪われた多くの野宿者は、ただでさえこの数年、連続した追い出しで渋谷の寝場所が少なくなっているという状況で野宿者同士 や支援者との協力で何とか他の寝場所の確保に努めている。なお区役所前の公衆トイレ前も数人の野宿者が寝場所にしていたが、同日からの改修工事のため追い出された。
現在、渋谷区議会定例会か開催中であるが、美竹を所管する都市環境委員会でも、地下駐を所管する総務区民委員会でも、渋谷区は工事の目的やなぜ突然着工したかについて曖昧極まる答えでお茶を濁すどころか、区議会でさえ事前に報告がなかった。 渋谷区は認めないだろうが、まさに野宿者排除が目的の完全閉鎖であり、工事など取 ってつけた名目にすぎないことは誰の目から見ても明らかだ。
前代未聞の3か所同時一斉野宿者排除は、野宿者の寝場所や居場所、そして飯の場所を一挙に奪うものだ。睡眠・休息と食という人が生きていくための不可欠な条件と ともに生存権、居住権を脅かし、「あとは勝手に死ね」と言っているのに等しい。今 回の渋谷の暴挙は、「ヒカリエ」の開業などで加速してきている渋谷の巨大都市再開発の流れの中で、東急グループなどの大企業と結託した渋谷区によって意図的に強行されたものであり、絶対に許すことができない。人の命を代償とするような再開発をテコとした渋谷区の野宿者排除・敵視姿勢に対して、多くの方々に抗議の声をあげていただけるよう、そして追い出された野宿者、追い出されつつある野宿者の命を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたします。
2012月6月16日
野宿者有志
のじれん(渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合)
聖公会野宿者支援活動・渋谷
2012年6月26日火曜日
渋谷区に抗議の電話・FAX・メールを!!(ENGLISH 한글 español)
抗議先 渋谷区長
03-3463-1211(渋谷区代表)
03-3463-1290(渋谷区広報課)
03-3463-2879(渋谷区公園課)
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city. shibuya.tokyo.jp
6월 11일, 어떤 예고도 없이 집행된
以下抗議声明
03-3463-1211(渋谷区代表)
03-3463-1290(渋谷区広報課)
03-3463-2879(渋谷区公園課)
ファックス:03-5458-4900
メール:kocho@city.
Call for protest against last week's sudden evictions in Shibuya http://goo.gl/va75A
6월 11일, 어떤 예고도 없이 집행된
기습적인 시부야(渋谷) 미타케(美竹)공원 및 시부야 구청 지하주차장의
노숙인 추방에 항의의 목소리를!
Por favor a difundir.¡Tres desalojos simultáneos en Tokyo! ¡Suma tu voz a la protesta!
http://goo.gl/MtbVp http://goo.gl/kmWl2
http://goo.gl/MtbVp http://goo.gl/kmWl2
以下抗議声明
2012年6月11日月曜日
6月11日渋谷における3か所同時野宿生活者排除の暴挙!!
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美竹公園 |
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渋谷区役所地下駐車場 |
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区役所前公衆トイレ |
6月11日早朝、渋谷区区立美竹公園、渋谷区役所地下駐車場、区役所前の公衆トイレを渋谷区が同時に出入り禁止にしました。美竹公園は災害時の一時集合場所整備、地下駐車場は耐震工事の資材置き場、公衆トイレは改修工事という名目ですが、野宿者の排除を目的とするものなのは、明らかです。
美竹公園は、野宿生活者の小屋があり長年共働炊事が行われてきました。
地下駐車場は、雨風を凌げる場所として多くの方が夜の間だけ寝起きし、炊き出しが行われてきました。
公衆トイレの庇にも野宿生活者がいました。
どこも、命を繋ぐ場所です。
これらを何の告知もなく同時に封鎖するのは、他の場所に移転することを防止するための計画的で非人道的な行為です。
地下駐車場と公衆トイレにおいては即日出入り禁止され、美竹公園においては野宿生活者は1週間を目途に出ていくように言われています。
一昨年9月の宮下公園封鎖、昨年11月の児童会館玄関部分閉鎖に続いて、渋谷区はひたすら野宿生活者を排除することに専念しています。まずフェンスで封鎖して有無を言わせずに排除に邁進するという手法は、宮下公園でのやり方を踏襲しています。
渋谷区の高圧的な姿勢の背景には、官民(行政と東急グループなどの大企業)主導で急激に進展する渋谷大再開発が見え隠れしています。
また、美竹公園や地下駐車場において(また、児童会館でも)震災への対策を名目に使う一方で、その対策が深刻な人為的被災者を生み出すことに無頓着なその感覚には、明確な差別意識があります。
いずれの現場にも多くの方の注目と支援が呼びかけられています。
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今後の予定
★6月15日(金)9時30分
美竹公園フェンス前集合 公園課との交渉http://san-ya.at.webry.info/
★6月15日(金)12時
渋谷区役所前集合 情宣
★6月15日(金)13時 渋谷区役所前時計台集合
都市環境委員会・総務区民委員会傍聴(美竹公園、地下駐車場の陳情の審議と質疑)
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以下は、6月11日に、「渋谷区野宿者有志」、「渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合」「聖公会野宿者支援活動・渋谷」の連名で出された文書です。
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6月11日、早朝6時半、突然、渋谷区立美竹公園で工事が始まりました。美竹公園には、昨年11月の児童会館の耐震工事の口実で完全封鎖され、寝場所を失った野宿者を含めた十数軒の野宿者の小屋・テントがあり、そこで眠っていた野宿者たちは、工事の音で目覚め、工事を知らされ、その後朝8時前には、公園は完全封鎖され、警備員に囲まれてしまいました。この突然の工事は、渋谷区による一時避難場所整備工事(工事期間9月28日まで)という名目ですが、そこに住居を持つ野宿者たちに対して、また、この場所で、毎週土曜日14年間にわたって、野宿者の共同炊事を行っていたのじれんに対して、事前の知らせは全くありませんでした。現在、公園内の小屋・テントの取り壊しは行われておらず、住民は設置されたゲートから警備員の許可による出入りは可能ですが、公園課は彼らに対して1週間をめどに出ていくようにお願いするとのことです(また、一時公園全体が完全封鎖されましたが、午後から公園内のトイレは使用可能に戻りました)。
さらに、同日(6月11日)午前中に、毎晩20名から30名の野宿者が寝ている渋谷区役所地下駐車場においても工事名目で、完全封鎖が行われてしまいました。これも、美竹公園同様、常時寝場所として使っている野宿者たち、そこで毎週金曜日に、炊出しをやっていた聖公会野宿者支援活動・渋谷、およびのじれんに対して、事前の知らせは全くありませんでした。それどころか、事前の問い合わせに対しては、駐車場を閉鎖する予定はないと渋谷区側は答えていました。こちらの方は、11日の夜から多くの野宿者が地下駐車場に入ることができず、寝場所を失ってしまいました(なお、渋谷区役所前のトイレ(「区役所前トイレ診断士の厠堂」)前も数人の野宿者が寝場所にしていましたが、時を同じく6月11日からの改修工事のため追い出されました)
この同時に行なわれた渋谷区の暴挙は、野宿者の寝場所、居場所、飯の場所を大量に一挙に奪うもので、野宿者の生存を脅かし、人の命を奪いかねないもので決して許すことはできません。また、この渋谷区の暴挙は、最近の「渋谷ヒケリエ」の開業などで加速してきている渋谷の再開発の流れの中で、渋谷区によって意図的に行なわれたとしか思えません。人の命を代償とするような再開発は決して許されるものではなく、渋谷区のそのような姿勢に対して、多くの市民の方々に抗議の声をあげていただければと訴えます。また、今回追い出された野宿者、追い出されつつある野宿者の命を守る取り組みへの支援をよろしくお願いいたします。
渋谷区野宿者有志
渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合(のじれん)
聖公会野宿者支援活動・渋谷
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