■7月24日(火)戒告期限日は話し合いをもとめ、みんなで渋谷区に申し入れに行こう!
6月11日、渋谷区が何の知らせも代替策もなく美竹公園、渋谷区役所人工地盤下駐車場、渋谷区役所前公衆便所の3箇所を突然封鎖した出来事は、その場所で雨露をしのぎ、いのちを繋いできた野宿者、長年に渡って共同炊事、配食、生活相談などの支援を行なってきたグループに深刻な影響を与えています。
渋谷ヒカリエのオープン、宮下町アパート跡や駅周辺の大再開発が予定されているなかで、こういった渋谷区行政の「有無を言わせない強制排除」(7月17日の福島みずほ参議院議員の発言)のやり方が大変な問題なっているにも関わらず、渋谷区は聞く耳をもたないようです。
7月17日に渋谷区、行政代執行法に基づく戒告を渋谷区役所掲示板に掲示しました。その期限7月24日正午まで。この日に行政代執行に向けた「令書」が発せられる可能性があります。
渋谷区での行政代執行といえば、2010年の宮下公園での行政代執行が記憶に新しいですが、このときに行政手続法に基づく弁明機会の付与が適正に為されなかったとして、現在、渋谷区を被告とした国家賠償請求訴訟が係争中です。 そのようななかで、今回も渋谷区はこっそりと区庁舎の掲示板に弁明機会付与通告書を6月20日に掲示しながら、身元の分かっている当事者に対しては9日~10日後に通知書を 送るというやり方を採ってきました。
渋谷区のひとびとの存在を踏みにじっていくやり方は許せません。それでも私たちは、あくまで話し合いによる解決をもとめ、何度も渋谷区役所に足を運びます。 私たちは平和的な方法で、場所を奪われ、コミュニティを失い現実に苦しむひとたちに渋谷区行政が眼をむけ、対話を開始することをもとめます。
7月24日は話し合いをもとめ、みんなで渋谷区に申し入れに行こう!私たちが渋谷区庁舎の足下に存在していることを示そう!
渋谷区もうしいれへ!
日時:7月24日(火)15時30分
集合場所:宮下公園・新階段下(渋谷区神宮前6-20-10)
連絡先:080-3127-0639(黒岩)
連絡先:080-3127-0639(黒岩)
よびかけ:野宿者有志/渋谷・野宿者の生存と生活をかちとる自由連合/聖公会野宿者支援活動・渋谷/みんなの宮下公園をナイキ化計画から守る会
※当日はメディア取材が入ることもありえます。ご了承ください。
※あくまで話し合いを求めていくのが趣旨です。場合によっては区庁舎に入る人数が限られることもあります。